今日は第2木曜日、松本聖子先生によるベビーマッサージ教室の日です。

月齢2ヶ月から7ヶ月まで、6名の赤ちゃんの参加がありました!

途中、ぐずってしまっても すぐに授乳室に連れていってもらえるので安心です。

歩き出す前のベビーちゃん、プクプク太った姿がとっても愛らしい♪

赤ちゃんとの関わり方のヒントを沢山もらえるベビマ教室、

次回は12月13日(木)を予定しています。参加費は2,000円。

手形・足型を記念に残すメッセージボードと、スナップ写真のおみやげ付き。

定員がありますので、ぜひ早めの参加予約を♪

さて 後半は、出張スタイルで活動する助産師・布野尚美さんによる

「新米ママ・応援コラム」

子育て中の皆様に届きますように・・・

 

 コラム 第3 回   受援力 

子育て中のみなさま、こんにちは。 

めぐりの森助産院 助産師のなおです。 

出産されママになり、どんな毎日をお過ごしでしょうか? 

昨日まで出来なかったことが急にできるようになったり、表情や声の出し方が豊かになったりと、

赤ちゃんのもつ成長する力に、ママも嬉しさや驚きの連続の日々を送られていることでしょう。 

そうはいっても何かと忙しい子育ての日々。いつの間にか時間が過ぎていたということを経験されて

いる方は多いでしょうね。毎日同じリズムというわけにはいきませんし、お世話に気を配る日々に悩

んだり、疲れたり、ため息つきたくなることもあるでしょう。 

そんな日常にも 

空を見上げたり 

道端に咲く草花に目をとめたり、 

ごはんをおいしいなと感じたり、 

お風呂に入って気持ち良いなと感じたり…etc. 

ほんのひとときだとしても、自分のこころをゆるめてあげる時間が持てたら、 

きっと肩の力がほぐれ、やわらかな気持ちなり、こころにゆとりがうまれるでしょう。 

今、これを読んで下さっているあなたは、 

ホッと一息つく時間、心休まる時間はあるでしょうか? 

ママが‘ひとり時間を作る’ことかもしれませんし、 

赤ちゃんやご家族と一緒に過ごす何気ないやり取りの中で得られるかもしれません。 

そんな時間はない…と思ったり、ハッと!したり、何か心当たりがあるママさん、 

もしかしたら、自分でも気がつかぬうちに「お母さんなのだから当たり前」と頑張ることに慣れてし

まっているかもしれません。 

そんなママこそ、心を休めるための時間を意識して作ってみると良いなと思います。 

ご自分の好きなこと、心地よいと感じることを書き出し、小さなこと・できそうなことから実践して

みることをおすすめします。 

そして、 

頑張り屋さんこそ、人に「頼ること」「甘えること」を是非練習してみて欲しいのです。 

「受援力」という言葉を聞いたことはありますか? 

「受援力」とは、他者に助けを求め、快くサポートを受け止める力を言います。 

困ったとき、 

心配なとき、 

相談できる人はいますか? 

・何でも自分でやらなければ! 

・自分の力で解決しなくちゃ! 

・頑張れば何とかなる! 

・これくらいで甘えちゃいけない! 

・周りのママもみんなも頑張ってるし・・・。 

・(夫や家族に)心配かけたくない。 

などと、一人で抱え込み、悩み、頑張っているママや妊婦さん達に私は多く出会ってきています。 

そんなママへ、 

「もっとまわりに頼って良いよ。 

甘えてもいいよ。 

弱音吐いても良いんだよ。 

もう十分頑張ってるよ。 

あなたのまわりには力になってくれる人いっぱいいるよ。 

思いを聞いてくれる人がいるよ 

気持ちを吐き出せる場所もあるよ 

ソッと寄り添ってくれる人がいるよ 

ひとりじゃないよ」 

甘えること・頼ることは、決して怠けているのではありません。 

思いが堂々めぐりしたり、息詰まったり、苦しくてどうにもならない時は、自分だけで何とかしよう

とせず、SOS をだして良いのです。 

解決はしないかもしれないけれど、 

フッとした言葉に救われたり、 

気づきがあったり、 

気持ちが軽くなったり、 

視野が広がったり、 

俯瞰して自分を客観視することができるかもしれません。 

子どもを育てる日々は、新しいことの連続で不安や心配も隣り合わせの日々。 

だからこそ、 

どうかひとりで抱え込まずに、貯め込み過ぎずに、困った時には助けを求める「受援力」を思いだしてほしいと思います。 

はじめはとても勇気のいることかもしれない。 でも、大丈夫! 

ご家族だけでなく、 

お友達や 

ご近所さん、 

子育て支援センターなどの先生、 

行政の保健師さんや心理士さん 

病産院の先生や助産師さん、 

たまたま出会った方 

など、まわりを見渡すと寄り添ってくれる人は必ずいます。 

あなたの力になりたい!と思う人はいます。 

だから、安心して下さいね。 

甘え、頼られる側も、力になれる喜びや役立つことに嬉しさを感じるものです。 

自分の心をゆるめる時間をもつこと、受援力を発揮することは、 

「自分のことを大切にすること」でもあります。 

子育てを楽しみながら、是非ご自分の心に栄養を与えることもわすれずに大切にしてくださいね。 

*「受援力」についての補足 

この言葉自体は、2011 年の東日本大震災後にボランティアを地域で受け入れるためのキーワードとし

て広まり始めた言葉とされています。 

医師・医学博士で5 児の母である 吉田穂波先生の書かれた「受援力ノススメ」というリーフレットが

あります。是非参考になさってください。 

https://honami-yoshida.jimbo.com 

めぐりの森助産院  http://megurinomori-jyosanin.com

 

府野さんのコラムいかがでしたか?これからも楽しみにして下さいね♪

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