3年前の4月にスタートした、松本聖子先生によるベビーマッサージ教室。

今回は、平成最後にふさわしく、7組の親子にご参加いただきました!

わきあいあいと、楽しみながら進みます。

ママがリラックスしているから、赤ちゃんも笑顔!

色々な個性を肯定してくださる先生の暖かさで、

今日もポカポカのプチココン。

令和になっても、沢山の子育てママにご利用頂けたら と願っています。

プチココンのベビマ教室は、

手形足型で作るメッセージボードとスナップ写真付きで 参加費2,000円

5/9(木)、6/13(木)、7/11(木) 10:00〜12:00

ご予約の上、ぜひご参加くださいね!

さて、後半は、出張スタイルで活動する助産師・府野尚美さんによる

「新米ママ・応援コラム8」です。

コラム8 〜 心の根っこに栄養を 〜

こんにちは。

春爛漫の季節を迎えましたね。

いかがお過ごしでしょうか?

あちらこちらで桜が満開です。

みなさんはお花見に出かけましたか?

私はタイミングが合わず名所にはいけませんでしたが、お散歩したり、運転したり、

電車の車窓などから景色を眺め、春の訪れを味わい楽しんでいます。

お花を眺めていると、優しさや温かさ、懐かしさなど次々に

色んな気持ちが沸きおこってきます。

いつまでも眺めていたくなるほどの綺麗さに、思わず時間を忘れ佇んでしまいますね。

寒い冬を乗り越えたからこそ、春になり美しい花を咲かせ、

私たちを楽しませてくれている桜の木々たち。

溢れんばかりに花開く淡いピンクの花々の姿に‘今を生きる’を感じる今日この頃です。

今回は、山口県の教育者の方が提唱された子育ての心得をご紹介します。

子育て4訓

「乳児はしっかり肌を離すな」

「幼児は肌を離せ、手を離すな」

「少年は手を離せ、目を離すな」

「青年は目を離せ、心を離すな」

これは娘が赤ちゃんの頃に出会った言葉です。

愛情の注ぎ方が変化していくことや子育てのコツ、

親子のコミュニケーションのポイントが

ギュッと詰まったこの短いメッセージは、事あるごとに今でもおもいだしています。

子どもの成長と共に親としての関わりや在り方、

親子関係や家族関係もどんどんかわっていきますよね。

この子育て4訓でもっとも大切にしたいのは最初の「肌を離すな」だと感じています。

肌と肌がふれあう親子のコミュニケーションは、

心の根っこに安心感や信頼感を育むことにつながり、

これが土台となるそうです。

自己肯定感とか自尊感情という言葉をご存知の方も多いでしょうか。

「ありのままの自分で大丈夫」「自分はかけがえのない大切な存在」と思える

気持ちや自分の存在を肯定できる気持ちのことを言い、

信頼ある人から丸ごと受け入れられた経験や感覚の積み重ねで育まれていくものです。

乳児期、幼児期、学童期、青年期と成長段階に応じて、

少しずつ自然と親からはなれていくようになりますが、

完全に親から離れてしまうというわけでもなく、

ふれあいが不要になるというわけでもなく、

親子の関係は常に形を変えて続いていくものです。

年齢に応じて肌のふれあいの質や量は変わっていきますが、

言葉がけやまなざしなどから

「あなたは大切だよ」「いつでも見ているよ」「大好きだよ」と

くりかえし伝えていくことがお子さんの心に栄養を注いでいくことになり、

心の根っこ(自己肯定感)がより太く長く伸び育っていきます。

親子の安定した心のつながりが源になり、お子さん自身が自分を信じ、

自分の世界を広げ、

力を発揮できるようになるのですね。

肌で感じた感覚は、肌記憶として残っていくとも言われています。

そう思うと、少しでも多く心地よいスキンシップを親子で感じあって欲しいと思います。

ふれることだけを意識してしまうと難しく感じてしまうかもしれませんが、決して難しくはありません。

抱っこやおんぶ、お風呂、おむつ交換やお着替え、寝かしつけるとき、手をつないだり、

頭をちょんちょんとなでたり、手遊びをしたり、お膝にすわって絵本を読んだり、

という何気ない日常の遊びや行動の中でさりげなくふれる機会がたっくさんありますよね。

何も常にべったりとふれることだけが良いのではなく、

ちょこっとふれることもスキンシップであり、ふれるということです。

(スキンシップについては 第4回コラム もご参照ください)

そして、ふれるということは年齢や性別関係なく、どんな人にも必要ですし、遅いということはありません。

上のお子さんやパートナー、ご両親などとも、どうぞさりげないふれあいをもってみてくださいね。

子育てしていると、子どもの成長につれて不安や悩みがつきませんし、子どもへの関わり

方に反省&自己嫌悪をくり返す日々かもしれません。

これも親だからこその醍醐味だとわたしは思っています。

子どもの年齢が親としての経験年齢です。悩んだり、戸惑ったり、反省したりするのも当然です。

子どもから色々学ばせてもらいながら、私たち親も子どもと共に日々成長している証ですね。

こちらのコラムでは私の個人の思いをつづらせていただいていますが、

みなさんは「子育て4訓」をみて、どんな思いや感想を抱きましたか?

よろしければ是非、思いやご感想をシェアしていただけたら嬉しいです。

ホームページまたはLINE@(検索ID:@wbl4700y)へメッセージお待ちしています。

最後までコラムをお読みいただきありがとうございました。

めぐりの森助産院  http://megurinomori-jyosanin.com

 

府野さんのコラムいかがでしたか?これからも楽しみにして下さいね♪

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