今年最後のベビーマッサージ教室。

その様子をご紹介します！

今回はお座りができる赤ちゃんバージョン♪

ほぼ同じ月齢の赤ちゃんを持つママ同士、

とっても楽しそうでした♪

ベビマを教えて下さる松本先生は、手形・足型で作る

ペタペタアートの講師でもあるんですよ♪

今年も沢山のママ＆ベビーにご参加いただいたプチココンのお教室、

来年もよろしくお願い致します！

１月のベビマ教室は、成人式の関係で

１月２３日（木）の開催。スナップ写真のプレゼント付きで２,０００円になります。

２月からはいつもの第２木曜日になりますのでご予約お待ちしていますね！

 

さて、後半は出張スタイルで活動する助産師・府野尚美さんによる

「新米ママ・応援コラム１６」です。

第16回コラム　〜出産ドゥーラって？〜

こんにちは。めぐりの森助産院のなおです。

コラムにお立ち寄りいただきありがとうございます。

前回の内容は「あなたがうまれた日」でしたね。

その後、ご自分の誕生（バーススストーリー）について考えたり、

聞いたり、話したりする機会はあったでしょうか？

今回は「出産ドゥーラ」についてです。

きっと「出産ドゥーラ」は初めて聞いたという方がほとんどでしょう。

出産ドゥーラは、医療行為をせず、

出産の際にずっとそばにいて見守る専属の寄り添い人です。

女性がその人らしく安心して出産を迎え、健やかに産後を過ごせるように、

妊娠中から出産、産後に寄り添うサポーターです。

出産に立ち会いサポートできる知識と技術を身につけ、

状況に合わせて産婦さんやご家族に寄りそい支える人のことを言います。

出産が家庭で行われていた時代は、

お産婆さん（現：助産師）や産婦さんの親しい方や近所の女性たちが集まり、

産婦さんにつきそい、寄り添いながら新しい命をむかえていました。

女性たちが、ごく自然と当たり前のようにドゥーラとしての役割を担っていたのですね。

出産のときに大切なことは、産み方や産む場所ではなく、

何よりも女性が安心して出産にのぞめることだと思っています。

からだの中でおきる大きな変化を感じ、揺れ動く気持ちを味わい、

赤ちゃんとともに息を合わせながら過ごす出産をいう特別な時間に、

信頼できる人につきそってもらえたら、たとえ何もせずそばにいてくれるだけであったとしても、

それが産婦さんの大きな支えになっているでしょう。

これは、お産の場に立ち会わせていただく度に日々感じています。

まだあまり馴染みのない出産ドゥーラではありますが、

ドゥーラがつきそうことによって得られることとして、研究結果もでています。

分娩時間の短縮、帝王切開率の低下、会陰切開や鉗子・吸引分娩などの医療介入が少ない、

母乳育児がうまくいきやすい、赤ちゃんへの愛着が促される、

パートナーとの関係性がよくなるなど…他にもあります。

なかでも、「産婦さんとご家族が安心してお産に集中することができる」

ということが一番大きいと私は思っています。

安心し、集中できることによって産婦さん自身が本来の持つ力

を発揮できるようになり、満足のいくお産へつながる傾向にあるといわれているからです。

いのちをうみだすというときに、信頼できる人にずっと寄りそってもらえたら、

よりいっそう安心し、心満たされるお産となるでしょう。

女性が大切にされたと感じられ、安心して満足できるお産を体験できることは、

赤ちゃんと家族にとってもとても大切なことです。

時代は変化していきますが、いつの時代も、

出産は女性にとって命をかけた人生の中の大きな出来事であることは変わりません。

出産のときだけではなく、出産をどう体験し、

どう感じたのか…ということがその後の子育てや家族との関係にも影響してきます。

また、その女性自身の生き方も大きく変化をあたえるものでもあり、女性にとってパワフルな体験なのです。

産婦さんが出産のときに立ち会ってほしい人は、パートナー、ご家族、助産師など、それぞれだと思います。

昔の女性たちが行っていたように、産婦さんを支え、励まし、そばで寄り添うことは誰にでもできますが、

今回の記事で、出産のときの寄り添い人としての選択肢の１つに「出産ドゥーラ」の存在を知っていただけたら幸いです。

Q.みなさんは、どんなお産を望みますか？

Q.お産の時どんな場所で誰とどのようにすごしたいですか？

Q.ご家族や身近な人がお産をするとき、どんなお産を体験して欲しいですか？

Q.そのためにあなたができることは何でしょう。

すべての女性が安心して幸せなお産となりますように。

最後までお読みくださりありがとうございました。

年末に向けてますます寒さも厳しくなりますが、どうぞよいお年をお迎えください。

めぐりの森助産院　　http://megurinomori-jyosanin.com

 

府野さんのコラムいかがでしたか？これからも楽しみにして下さいね♪

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